和久田アナも加藤浩次も「あり得ない」…「ミヤネ屋」後継MC、浮上した「意外な実力派」

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アナ中心に人選

 宮根氏は朝日放送(大阪)の局アナだった。ニュース番組の経験が豊富だったから「ミヤネ屋」でも事件や政治、経済の話題を難なくこなせた。

 ライバル番組であるTBS系「ゴゴスマ -GO GO!Smile!」(平日午後1時55分)の石井亮次氏(48)も元CBCの局アナ。やはりニュースのキャリアを長く積んだ。2月25日から2時間化したフジテレビ系の同「旬感LIVE とれたてっ!」(制作・関西テレビ、平日午後1時50分)のMC・青木源太氏(42)も元日テレアナ。やはりニュースの経験が豊富だ。

 ニュースの経験がないと、帯の情報番組のMCはハードルが高い。日テレ「DayDay.」のMC・山里亮太(48)は未経験だったが、同格のMCとしてNHKの元看板アナ・武田真一氏(58)が付いている。どの情報番組のMC探しも元職、現職のアナから始めるのが自然なのである。

「今は人気アナが見当たらない」という声も上がりそうだが、帯の情報番組のMCに起用されることによって人気を得る人も多い。典型例はテレビ東京の元アナ・小倉智昭さんである。ナレーションや関東ローカルの番組ばかり担当していたものの、50歳を過ぎていた1999年からのフジ「情報プレゼンター とくダネ!」(平日午前8時)のMCに。一躍売れっ子になった。

「ミヤネ屋」の後続番組のMCとして有力視されるのもアナである。日テレは梅澤廉アナ(32)。早くから実力を認められ、まだ20代だった2022年から放送終了の25年まで「ズームイン!!サタデー」(土曜午前5時30分)のMCを任された。福澤朗アナ(62)、羽鳥慎一アナ(54)も辿った同局の若手の花形コースである。

 現在は「news every.サタデー」(土曜・午後5時)のMC。慶應大時代には準硬式野球部に所属していた。爽やかな2枚目で、スター性は十分。職場は読テレとなるが、各局とも社員の系列局への出向は珍しくない。

 読テレにも有力候補がいる。同局の顔の1人、野村明大アナ(53)である。関西の人気番組「そこまで言って委員会NP」(関東未放送、日曜午後1時30分)で秘書室長という名の男性司会者を務めている。「ミヤネ屋」にもコメンテーターで出演することがあるから、勝手も分かっている。

 野村氏は東大卒。報道記者を兼務した時期もあり、大阪府市政担当キャップだった2010年には大阪維新の会による大阪都構想をスクープ。新聞各社や他局をあっと言わせた。理論派であり、論客で当時同府知事だった橋下徹氏(56)も「理屈では勝てない」と舌を巻いた。

 それでいて硬派一辺倒ではなく、昨年終了した朝の名物情報番組「す・またん!」(関西ローカル、平日5時50分)のMCとして芸能やスポーツにも強いところを見せつけた。野村氏が後続番組のMCに就いたら、関西の視聴者は快哉を叫ぶだろう。日テレと読テレのアナなら高額のギャラも発生せず、軌道修正もしやすい。

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