意外と盛り上がった「ミラノ五輪」 「情報番組」対決の勝者は「ひるおび」!? 「スポーツ好きMCの熱が伝わった」

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 2月22日に幕を下ろしたミラノ・コルティナ五輪で、日本は冬季五輪としては歴代最多となる24個のメダルを獲得した。そのため予想外の盛り上がりをみせたものの、時差がマイナス8時間ということもあってかリアルタイムで応援した人は多くはなかったようだ。実際、4日未明に行われた開会式の視聴率は3・2%で、一昨年夏に開催されたパリ五輪の開会式、12・2%を大きく下回った(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。パリ五輪の時差(マイナス7時間)と大差はないのだが……。リアルタイムではそれほど視聴率が伸びなかった冬季五輪、競技の結果を録画中継で報じた情報番組はどうだったのか。

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 デイリー新潮はパリ五輪の際、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)が解説に起用した異色すぎる人選について報じた(【【パリ五輪】「情報番組」戦争は「羽鳥慎一モーニングショー」の圧勝 “人気俳優に卓球通のピン芸人”…「異色すぎる解説者の人選がハマっていた」】2024年8月9日配信)。

 バスケットボールには俳優の満島真之介、卓球にはピン芸人のパーマ大佐といった他局とはまったく異なるタレントによる熱い解説が話題を呼んだ。だが、今回はそうしたこともなかったようだ。民放プロデューサーは言う。

「冬季五輪の競技の場合、かつて部活でやっていた、あるいは趣味として楽しんでいる人もそれほど多くありません。メダルラッシュだったスノボにしても、滑ったことがある人はいても、ハーフパイプのような人間業とは思えない競技を素人は解説できませんからね」

 確かにそうだ。それが夏季五輪と冬季五輪の視聴率の差に現れているのかもしれない。

「ですから、どの番組も構成は似たり寄ったりというのが正直なところでした。ただ、もっとも力を入れていたのは『ひるおび』(TBS)だったと思います。目を引いたのはやはり、解説者の豊富さと人選でした。例えば、フィギュアスケートでは安藤美姫、織田信成、中野友加里、村主章枝、佐野稔といったかつてのスター選手を揃えました。さらに、坂本花織選手の親友である樋口新葉選手もしっかりと押さえた上に、エキシビションは高橋成美が解説するといった盤石の布陣で他番組を圧倒していました」

 さらに……。

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