意外と盛り上がった「ミラノ五輪」 「情報番組」対決の勝者は「ひるおび」!? 「スポーツ好きMCの熱が伝わった」

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スポーツに熱い恵俊彰

「模型を使うなどして視聴者にわかりやすく解説し、エンタメ化が一番できていたように思います」

 フィギュア女子シングルの場合、当初は引退を表明した坂本選手への期待ばかりだったが、ショートプログラムで中井亜美選手が首位に立つと、彼女に関する情報が少なく各番組が苦労したとも聞く。

「中井選手はノーマークだったため情報が薄く、演技中心の解説者頼みとなった番組が少なくありませんでした。『ひるおび』は織田や高橋の解説に助けられました」

 その一方で……。

「『ひるおび』の総合司会はお笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰ですが、五輪に限らずスポーツの国際的大会では彼の“熱”がほとばしり、それが賛否を巻き起こして話題になっています」

 彼は2021年の東京五輪では地元・鹿児島で聖火ランナーを務めた。その翌年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学して修了もした。スポーツには一家言ありそうだ。

「修士論文は『情報番組がスポーツを伝える役割』というテーマで書いたそうです。もっとも、スノーボード女子スロープスタイルで金メダルを取った深田茉莉選手に対し、得意のビッグエアの決勝で9位だったことについて『すべり止めに受かっていない感じがあるわけじゃないですか、受験でいえば』と発言し、SNSで『喩えが悪すぎる』と非難されたりしています」

 それで「ひるおび」に五輪効果はあったのだろうか。

録画中継のあり方

「『ひるおび』の視聴率も伸び悩み、どの番組も五輪効果と呼べるほどのものはありませんでした。五輪の取り上げ方で番組を選ぶような視聴率の変化は見られなかったのです。むしろ『DayDay.』(日本テレビ)でMCを務める南海キャンディーズの山里亮太が、ラジオで語った競技中継への悩みが注目されています」

 2月18日、彼は「JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)で既に結果が出ているオリンピックの競技を情報番組で取り上げることについてこう語っていた。

山里:ちょうどウチらが情報番組やる頃には、もう競技はだいたい終わってんの。だいたい夜中にやってるじゃない。さっきまでやっていたのかな。朝方やったりするじゃない、時差の問題でね。で、終わって結果が出ているやつを、もちろんそれを流すのは全然普通に、もう情報として絶対欲しいし。だけど、それを流している時に、例えばスピードスケートとか何の競技でもだけど、スタジオで「行けー!」とか「うわっ、どうだ?」とかって言ってるのってどうなんだ?ってなっちゃってて、今……。「どうだ?」って知ってるでしょ。

 たしかに、録画中継なのに白々しいという声もある。

「今後は録画中継のあり方を見直す必要があるかもしれません」

デイリー新潮編集部

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