「平野レミさんはいまだに『下品すぎ』と言われますが(笑)」相手に恵まれたものまね芸、大失敗のネタも… 清水ミチコが大舞台で見つけた“自分”

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人のコンサートにも出たい!

 レパートリーの一人であり、ウィッグのCMでも共演する森山良子が、デビュー60周年の記念コンサートを2027年1月7日、日本武道館で開催する。森山直太朗が発起人となったこの公演にも、清水は出演するようだ。

「ライブでグッズ紹介コーナーってあるじゃないですか。本人としてはやりにくい面もあるだろうから、こないだLINEして、『私やりますよ』って立候補したんです。そしたら森山さんは喜んでくれて。上手く行ったら矢野さんにもプレゼンしようかな」

 夢はどんどん広がる。桃井や矢野、松任谷由実、森山など自身より年齢が上のアーティストに憧れることが多かったが、ものまねの対象はそうした面々ばかりとはいかなくなってきた。

「今はやす子さんとか、あのちゃんとか、藤井聡太さんなんかのものまねを去年ぐらいからやっていますね。やっぱりみんなが知っている人っていうことですよね」

 加えて自身のライブの核になっているのは、「作曲法」のコーナーだ。

「そのアーティストの曲の『あるある』ですよね。『音程が5度上がりがち』とか、『歌詞がこうなりがち』とかね。ファンの人の中には『ものまねよりも好き』と言ってくれるかたもいますから。作っているうちに時を忘れちゃいますよ」

 今年の武道館公演も早々に満席となったが、3月1日の東京・NHKホールをはじめ、4月11日の昭和女子大学人見記念講堂、4月19日の市川市文化会館なども追加公演が続々決まった。全国ツアー「清水ミチコのHAPPY PARADISE」は4月25日の「那覇文化芸術劇場なはーと」まで全国各地で続く(詳しくは公式HP「4325.net」)。また朝日新聞紙上での連載エッセイをまとめた「時をかける情緒~まあいいさ~」(幻冬舎文庫)もファンに好評だ。これからも歌、お笑い、ものまねの三本柱を武器に突っ走っていく。

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 第1回【清水ミチコが語る「ものまね」芸の原点 山口百恵でファンを作った中学時代、高校では夜な夜な桃井かおりを“特訓”】では、音楽と笑いを融合させたタモリの登場に衝撃を受けた高校生時などの思い出について語っている。

デイリー新潮編集部

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