「石破さんの応援演説が相次いでキャンセルに…」 高市フィーバーに専門家は「安倍晋三、小泉純一郎両首相と比べると、見劣り」

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「安倍晋三、小泉純一郎両首相と比べると、見劣り」

 高市人気の勢いは、各メディアが行った情勢調査にも表われている。選挙戦序盤で読売や日経新聞などによる「自民単独過半数(233議席)獲得」の予測が出ると、2月1日に朝日新聞が「自民と日本維新の会を合わせ300議席」との調査結果を発表した。

 しかし元自民党本部事務局長で選挙・政治アドバイザーの久米晃氏によれば、

「近年、各メディアの調査精度が落ちているため、結果から読み取れるのは大きな流れや勢いといったものにとどまると考えた方がいいでしょう。特にサンプル数の少ない小選挙区単位になると、まだまだ流動的な部分が残ります」

 各地で吹き荒れる“高市旋風”についても、

「かつての安倍晋三、小泉純一郎両首相の時の熱狂と比べると、見劣りする部分があるのは否めません。確かに演説には多くの人が集まっていますが、皆が彼女の政策を強く支持しているわけではない。憲政史上初の女性首相という物珍しさや、前任の石破氏との対比で、彼女の言葉が有権者により力強い印象を与えている点などが大きいと考えます」(同)

 今回の選挙について、首相側近はこう語る。

「政策論争は脇へと追いやられ、争点なき人気投票と化しています。高市か、中道改革連合共同代表の野田佳彦や斉藤鉄夫か。あるいは参政党代表の神谷宗幣か、国民民主党代表・玉木雄一郎か。誰の人気が一番かを競う戦いです」

 後編では、創価学会員が高市首相を嫌う理由や、「高市フィーバー」に対する専門家の厳しい見方などについて詳しく報じる。

週刊新潮 2026年2月12日号掲載

特集「2.8総選挙 大マスコミは自維『300議席』予測――高市フィーバーの虚実」より

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