「ミヤネ屋」終了、4つの理由 地元・関西での完敗が宮根誠司氏のプライドを砕いたか

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番組内で2度謝罪

 一昨年3月、ドジャース・大谷翔平選手(31)が出場したMLB開幕戦「ドジャース-パドレス」を取材するため韓国を訪れていた宮根氏が、ソウルの屋外にある喫煙禁止区域内で電子たばこを吸った。それを誰かが撮影し、X(旧ツイッター)に投稿。映像が拡散され、宮根氏は猛批判を浴びた。

 Xへの投稿者は「宮根氏は韓国に何しにきたのか。注意しないスタッフも問題だ」と厳しいコメントを付けた。この件をスポーツ紙やネットニュースなどが報道したから大騒動に発展した。韓国有力紙『朝鮮日報』もオンライン版で伝えた。

 矢面に立たされた宮根氏は同21日の「ミヤネ屋」で謝罪に追い込まれる。

「これから取材姿勢をあらため、初心に戻って頑張りますので、あらためてよろしくお願い致します。どうも申し訳ありませんでした」(宮根氏)

 ベテランがはまりやすい落とし穴だった。世間にコンプライアンス(法令遵守)意識が定着したのは2000年代だが、それ以前から活動しているフリーアナや芸能人の一部は世の中が変わったことになかなか気付かなかった。

 アナ生活39年。「ミヤネ屋」が視聴率争いで独走する時期があったりする一方、違う件でも猛批判された。このときも「ミヤネ屋」で詫びた。

 2012年1月、当時の妻以外の女性との間に子供がいることが発覚したからだ。週刊誌が報じた。同6日の放送で謝罪している。

「心を新たに、みなさまの期待、信頼にこたえられるよう、一から頑張っていきたい」と頭を下げた。

 これも宮根氏の好感度に関わっただろうから、視聴率に影響したはず。

 今の「ミヤネ屋」とは異なり、当時は芸能ニュースを積極的に取り上げていたから、自分だけ沈黙するわけにはいかなかった。

 宮根氏は最初の妻と1993年に入籍したが、2004年に離婚。06年に再婚したものの、22年までにまた離婚している。現在は独身だ。

 宮根氏の「ミヤネ屋」の20年は栄光と挫折の繰り返しだった。

高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ)
放送コラムニスト、ジャーナリスト。1990年にスポーツニッポン新聞社に入社し、放送担当記者、専門委員。2015年に毎日新聞出版社に入社し、サンデー毎日編集次長。2019年に独立。前放送批評懇談会出版編集委員。

デイリー新潮編集部

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