肉体美をあらわに… 東出昌大&成宮寛貴が“女性役”熱演する異色作 「ドレスを脱ぎ捨てるシーンが」

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 昨年、生誕100年を迎えた作家・三島由紀夫が手がけた戯曲の最高傑作とされ、2月1日まで東京・新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演中の舞台「サド侯爵夫人」が話題だ。

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“全員男性”の異色作

 舞台は18世紀のフランス。数々の悪行で投獄されたサド侯爵を巡り、妻のルネ夫人をはじめとする6人の女性らが織りなす物語だ。

「かねてより“戦後史上最高傑作の戯曲”と高く評価される秀作ですよ。ただ、今回の舞台が注目されている理由は別にあります」

 と言うのは演劇記者。

「演出を担当する宮本亞門(68)だけでなく、キャストの全員が男性という異色作でもあります。そのうち二人は“復帰”と“再出発”の途上にある俳優なんです」

 一人はルネを演じる成宮寛貴(43)だ。人気絶頂だった平成28年12月、写真週刊誌による成宮の違法薬物使用疑惑や、性的指向に関する報道が相次いだことを受けて、その後に引退を表明していた。

「ところが昨春、ネット配信のABEMAが制作したオリジナルドラマに主演して、芸能活動を本格的に再開させているのです」

 もう一人は、貞淑なルネと対立する性に自由奔放なサン・フォン伯爵夫人役の東出昌大(37)。

「映画『寝ても覚めても』で共演した唐田えりか(28)との不倫が発覚し、6年前に妻の杏(39)と離婚して世間を騒がせました。その後は表舞台から姿を消し、移住先の山梨県で狩猟免許を取得するなど半自給自足生活を送っていると報じられたことも。およそ1年半前に元女優の一般女性と再婚しています」

薬物使用疑惑

 そんなイケメン二人が初めて顔を合わせる舞台。開幕日前日に行われた記者会見には多くの取材陣が駆け付けた。

「12年ぶりに舞台に立つという成宮は“お芝居ができることが本当に楽しみ。生々しく演じられたらいいなと思っています”と笑顔で語りました。一方の東出は“役者にとって腕が試される作品。これが現代演劇の最高峰かと思っていただけるような、実(じつ)のあるお芝居にしたい”と意気込みを見せていましたね」

 会見は穏やかなムードで進行したものの、終盤に飛び出した質問を機に会場の空気は一変したという。

「スポーツ紙の記者が、10年前に写真誌が報じた成宮のコカイン吸入疑惑について“疑惑は事実でしょうか?”と目の前の本人に問いかけたんです。途端に彼は表情を一変させ、こわばった顔のまま無言で会場を後にしました。写真誌報道が出た直後、成宮は尿検査を受けて“陰性との結果が出た”と明らかにしていただけに、気持ちは分からないでもありません」

 その後、同紙のサイトには〈成宮寛貴 薬物使用疑惑の問いに“無言”貫く 8日開幕舞台の公開稽古&会見〉との記事が配信された。が、ほどなく削除されている。

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