國學院大學では“謎の祭祀”が終わるまで暖房が使えない? 校舎に空調が完備されたいまも伝統行事「ふいご祭り」を続ける“深い理由”

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「ふいご祭り」という行事がある「ふいご(鞴)」――火を強くするために空気を送り込む送風装置を使って、鍛冶屋や鋳物師など火を扱う職人が、火の安全と仕事道具に感謝して行う祭りである。

 旧暦11月8日を祭日とし、この日は一日仕事を休み、ふいごを清めて祝うのがならわしとされていたが、ふいごが使われなくなった現代では、火難除け・商売繁盛・作業の安全を願う行事として形を変え、今も続いているという。

 その一つに國學院大學がある。同大学は、日本でも数少ない「神道系大学」であり、神職養成と神道研究を中核的なミッションとしているため、他大学より神事や祭式が多く、重く位置づけている。...

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