「ナプキンと女物のパンツを買ってこい!」 ロンドン公演でも活躍の力士・翔猿の凄絶パワハラ 付け人の顔面を蹴り上げる暴行も
知られざる一面
今年10月、大相撲の英国ロンドン公演が開催された。海外では20年ぶり、イギリスでは34年ぶりに行われた公演は大盛況のうちに幕を閉じた。このイベントには40人の力士が参加し、その中にはイケメン力士として人気を集める翔猿(とびざる・33)も含まれていた。
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【写真を見る】自称“角界のアイドル” イケメンと話題の「翔猿」
翔猿は4勝1敗で殊勲賞を受賞。さらに、現地のメディアで翔猿は「フライングモンキー」として紹介されるなど、脚光を浴びた。
一方、今年2月、「週刊新潮」は翔猿による凄絶なパワハラについて報じている。海外でも注目を集め、大相撲人気に貢献する翔猿の“知られざる一面”とは……。
(以下、「週刊新潮」2025年2月13日号をもとに加筆・再構成しました。年齢・肩書は当時のまま)
イケメン力士としてバラエティー番組に出演
翔猿は角界きっての人気力士だ。
強豪として有名な埼玉栄高校と日本大学で相撲部に所属し、大学卒業後は追手風部屋に入門。2015年1月場所で初土俵を踏んだ。新入幕は20年9月場所で、小結昇進は22年11月場所。以降、小結と平幕を行き来して、現在は東前頭二枚目である。
相撲記者によると、
「身長173センチの小兵ですが、機敏に相手を翻弄する面白い相撲を取ります。格上を倒す“ジャイアントキリング”が持ち味で、先の初場所でも大の里(24)と琴櫻(27)の両大関から銀星を、横綱照ノ富士からは3度目の金星を挙げました」
タレント性も評価されている。
「美形かつ精悍な顔立ちのイケメン力士としてバラエティー番組にたびたび出演しています。メディア露出も多く、作業靴メーカー『ミドリ安全』のCMにも起用された。安全靴を履き、滑りやすい床に挑んで性能をアピールする愛嬌たっぷりな姿が話題です」(同)
「ぶつかり稽古を終えて倒れた元付け人の顔面を蹴り上げた」
しかし、追手風部屋関係者は、
「じつはこれまでも、翔猿にはパワハラ疑惑が取り沙汰されてきました」
と、言うのである。
「大翔浜(だいしょうはま・29)、日翔志(ひとし・27)、大翔(だいしょう・24)、大雄翔(だいゆうしょう・22)と、付け人が過去4人も辞めています。このうち引退した大翔浜以外は追手風部屋でいまも現役力士を続けている。つまり、翔猿がイヤで付け人だけ辞めたということ。そして目下、薩摩翔もまた翔猿の下を離れたがっているとみられている。異例の事態です」(同)
付け人が4人も去った翔猿。そのイジメは、相当に苛烈なものらしい。
「例えば土俵の上で、辞めた自分の元付け人を追い込むのです。ケガから復帰したばかりの元付け人に30分近くもぶつかり稽古を食らわしたこともあったとか。片方が攻め続けるぶつかり稽古は5分間でもきつく、命さえ落としかねない危険なものです。翔猿のやったことは常軌を逸し、ほとんど暴力といえるほど。ぶつかり稽古を終えて倒れた元付け人の顔面を蹴り上げたこともあったようです」(同)
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