「娘の顔は腫れ上がり、洋服は血だらけで…」 歌舞伎界のサラブレッドの“凄絶DV”を妻とその母が告発 「髪をつかまれ馬乗りになって殴られた」

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凄絶なDV

 そんな空前の歌舞伎ブームに影を落とす出来事が。祖父に人間国宝の七代目中村芝翫(しかん)、父に九代目中村福助(65)を持つ中村児太郎が、妻に凄絶なDVを働いていたのである。

 暴行の被害に遭った児太郎の妻・梢さん(仮名)が打ち明ける。

「彼と初めて会ったのは10年ほど前。私が当時働いていた六本木のクラブでのことでした。その頃はお酒も飲まず、クールで優しいという印象でした」

 交際を経て、21年1月に二人は入籍。梢さんは結婚前、児太郎の両親に会わせてもらえなかったという。

「何回かお会いする日を決めていたのですが、いつも理由をつけてダメになって。後で分かりましたが、彼は結婚についてご両親に何も言っていませんでした」

 結婚に際して、異例の約束も交わしていた。

「結婚のことはしばらく隠そう、と。発表したら、私は“奥様業”をやらないといけないけど、私にはできないだろうと言われました。私もやりたくなかったので、異存はなかった。あと、私が夜の仕事をしていたのも梨園では印象が良くないのではないかと、彼は気にしていました」

血だらけになるまで暴行

 人目をしのぶ結婚生活を送る中で、児太郎は梢さんの前でも飲酒するようになっていた。そして、決定的な事件が起きたのは21年11月。二人で食事をした帰りのタクシーで、

「ささいなことで口論になり、私は日頃の鬱憤(うっぷん)を吐き出しました。すると、彼が私の髪の毛をつかんできた。私がタクシーを降りると、彼に倒され、顔を地面に押し付けられました」

 目撃者の通報により、警官が駆け付ける騒ぎに。その警官の付き添いのもと、二人は家路に就いた。

「彼は警官に“こいつは酔っ払っているだけだから、大丈夫”と。家の中に入って私が“離婚したい”と言うと、腕を首にたたきつけられて……」

 児太郎は、その場から逃れようとする梢さんの髪をふたたびつかみ、馬乗りに。凄惨な暴行に及んだのだ。

「私も酔っていましたが、頭の中は冷静になって、“これじゃダメだ。死んじゃう”って。“待って。やめて。こんなことしたら仕事も全部ダメになるよ”って言って。向こうもハッとした様子でした。私が血だらけなので、焦っていたと思います」

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