“ホテル密会”小川前市長にまた問題発覚 「横断歩道の上に2時間違法駐車して、注意すると逃げるように…」

国内 社会

  • ブックマーク

“ホテル密会”報道から2カ月を経て、とうとう群馬県前橋市長の座を退いた小川晶氏(42)。この間、市民対話集会をラジオで中継するなど、お騒がせ街道をひた走ってきた彼女には、あまりに非常識な“違法駐車”の過去があった。

 ***

「あの人のメンタルはすごいよ」

「いろいろたたかれたけど、あの人のメンタルはすごいよ。根性がいいからね」

 そう小川氏を評するのは、彼女の支援団体「前橋市民の会」事務局長の松村健助氏である。

「小川さんが辞任してから、俺は一緒におわび行脚をしているよ。俺が“悪かったねえ”と支援者に口火を切ると、小川さんは“ご迷惑をおかけしました”と、平身低頭、ひたすら頭を下げている。しっかりした誠意のある謝罪でね。支援者も“大変だったねえ”とか言ってくれますよ」(同)

 小川氏が、部下の既婚男性との10回以上に及ぶ“ホテル密会”を報じられたのは今年9月下旬。当初から“不倫ではなく打ち合わせ”と主張し、あくまで続投の構えを見せていた。

「報酬を50%減額したり、市民からの質問に答えるという“対話集会”を開催したりと、あの手この手で続投しようとしていました」

 とは、さる前橋市議。むろん、議会も手をこまねいていたわけではない。

「共産党の会派はすかさず辞職勧告決議案を提出。11月27日には、市議38人のうち32人が名を連ねた不信任決議案を提出する予定でした。不信任案が提出される2日前の25日に辞職願を提出したのは“自分がどう見えるか”を気にする小川さんらしい選択です。不信任案を出されたら格好悪いですからね」(同)

横断歩道の上に駐車

 だが、彼女には“自分がどう見えるか”をまったく気にしなかったらしい事案も存在するのだ。

「去年の6月22日、市内の小学校でホタルの鑑賞会が開かれました」

 と、近隣住民が振り返る。

「花火が打ち上がるイベントで、市長も出席することになっていた。夕方6時ごろ、ホンダの水色のフィットがスーッと滑り込むようにやってきたと思ったら、小学校近くの横断歩道の上に止まったんです。“なんて非常識なんだ”と驚いていると、助手席から出てきたのが、小川さんでした」(同)

 運転席からは背広姿の男が降りてきたという。ちなみに、このフィットは市長の愛車として知られている。

「小川さんは、花火に備えて散水に来ていた消防隊員の女性に親し気に近寄って、立ち話をしていた。だからすぐ車に戻るのかと思っていたら、立ち話を終えるとそのまま小学校に向かったのです」(同)

次ページ:逃げるように助手席に

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。