「“さすがに限界”という秋篠宮さまのメッセージ」 異例の“公的活動を減らすしかない”ご発言の真意

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「女性皇族が皇室に残る案が制度化されたとしても……」

 政府の有識者会議がまとめた「皇位継承策」が国会に提出されたのは22年1月。現在は、一昨年10月に就任した額賀福志郎衆院議長を中心に与野党協議が続けられている。それでも、前述の「女性皇族が婚姻後も皇室に残る」、そして「旧宮家の男系男子を養子で迎える」との2案とも各党間で見解の隔たりが大きく、延び延びとなった意見集約は来年以降に持ち越されることとなった。

 すなわち秋篠宮さまの仰る「いかんともし難い」状況が続いているわけである。議論を主導してきた額賀議長に問うと、

「(秋篠宮さまの会見の)全文を把握していないので、コメントできません」

 と話すのみ。いずれにせよ一朝一夕にはまとまりそうにないのだが、皇室解説者の山下晋司氏は、

「女性皇族が婚姻後も皇室に残る案が制度化されたとしても、残られるかどうかは現行制度で成長された佳子内親王殿下のご意思が尊重されることになるでしょう。そして、その選択の責任はご自身が背負われることになります。秋篠宮殿下は、そうした心配もされているのだと思います」

“あのような事態を二度と引き起こしてはならない”

“当事者”であられる佳子さまについて今回、秋篠宮さまは次のように述べられていた。

「佳子さまのご結婚については、特に話し合われていることはないとのことでした。一方で『生身の悠仁さまや佳子さまを守ることについてどのようにお考えか』と問われると、『結婚のこととか大切なことについての情報管理はしっかりと行っていかないといけない』『そのためにどうするかを考えるのは私たち親の役目』とお答えになっていた。慶事の際のメディア対策とともに、親として“お相手”の情報を把握しておく必要があるというお考えを示されたわけです」(前出の記者)

 武蔵大学の千田有紀教授(家族社会学)が言う。

「眞子さんの結婚に際して秋篠宮さまは、一連の小室さんの問題が発覚するまで“自分たちの問題だから自分たちで考えて進めなさい”といったスタンスでいらっしゃいました。そうした“放任主義”が秋篠宮家の伝統だったといえますが、今回は秋篠宮さまのお気持ちの中で“あのような事態を二度と引き起こしてはならない”という、大きな転換があったことがうかがえます」

 来年の新年一般参賀には、悠仁さまが初めて出席される予定である。皇嗣家にとって、どのような一年となるのだろうか。

 前編では、秋篠宮ご夫妻の「初孫との面会」が難しい理由について報じている。

週刊新潮 2025年12月11日号掲載

特集「政府への“諦め”を口にされた『秋篠宮さま』還暦会見」より

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