ジャニーズもバーニングも頭を抱えた「田原俊彦」との逃避行…「中山美穂さん」急逝から1年 恋多きスターの秘話
12月6日で一周忌を迎えた、女優・歌手の中山美穂さん(享年54)。
「週刊新潮」では、昨年の急逝当時、多数の関係者に取材し、彼女の人生と最期の姿について詳らかにしている。彼女の発見時の様子や、スターダムに上るまでの来し方について報じた【前編】に続き、【後編】では、中山さんを彩った数多の恋愛秘話をお届けする。
【前後編の後編】
(「週刊新潮」2024年12月19日号記事を一部編集の上、再録しました。文中の年齢、役職等は当時のものです)
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【写真を見る】「吸いこまれそうな目力!」 セーラー服を着た15歳の中山美穂さん
ポルシェに乗せて成田に
プライベートでは数々の有名人との熱愛が報じられた。
とくに、人気絶頂だったジャニーズ事務所のトシちゃんこと、9歳年上の田原俊彦との熱愛は、芸能史に残るスキャンダルだ。
芸能デスクが言う。
「1989年に“半同棲”をフォーカスされて以降、たびたびツーショットを撮られた二人ですが、思い起こされるのは婚前旅行かと騒ぎになった“ハワイ逃避行”。91年1月3日、二人のハワイ行きを察知したマスコミが、東京都港区の田原の自宅マンション前に集合した。彼はピースサインを作るなど余裕の表情を見せながら、中山をポルシェに乗せて成田空港に向かったのです」
「上手にやってくれさえすればよかった」
二人とも所属事務所には渡航の件を知らせておらず、
「ジャニーズもバーニングも頭を抱えました。当然、周囲は交際に反対しましたが、二人はかえって燃え上がってしまった」(前出・芸能デスク)
当時、彼女のマネージャーだった鈴木氏(中山さんの所属事務所で、バーニングプロダクション傘下の「ビッグアップル」社長の鈴木伸佳氏)は、
「今と違って、アイドルの熱愛スキャンダルは死活問題。週刊誌に撮られてはいけないので大変でしたよ。テレビ局で生の歌番組が終わって、局から事務所の車を出すと、雑誌社のバイクが3台、車が2台くらい追いかけてくるんですから」
そう苦笑しながらも、
「ただ、自分はトシちゃんとの交際自体には反対ではありませんでした。派手に振る舞えば週刊誌に書かれてしまいますが、上手にやってくれさえすればよかったんです。彼女は結婚を望んでいたと思いますよ」
交際は6年で破局を迎えた。
「最終的には彼女が仕事を選び、別れを切り出した」(前出・芸能デスク)
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