18歳で「試験結婚」、大バッシング、監督業への挑戦…大女優「田中絹代」の華麗で孤独な67年【昭和の女優ものがたり】

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 日本映画史を代表する大女優の1人、田中絹代。サイレント映画の時代にスターとなり、トーキー映画への移行、戦争を経ても第一線に立ち続けた。1977年3月21日に67歳で死去するまで、出演した映画は約260本。

 晩年は国際的な評価も受け、1975年にはベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)に輝いた。誕生日である11月29日を記念して、映画監督としても6本の作品を残した大女優の生涯を映画解説者の稲森浩介氏が解説する。

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