なぜ「国宝」「宝島」は3時間上映でも“休憩”がないのか…昔の長尺映画に“必ず”休憩があった納得の理由
3時間超作品がぞろぞろ
「国宝」(李相日監督)2時間55分、「宝島」(大友啓史監督)3時間11分……今年は、休憩なしで3時間前後の、いわゆる「長尺映画」の公開がつづいている。
「長さを感じなかった」「やはり、途中でトイレ休憩がほしい」――まさに百家争鳴だが、この11月7日から公開される話題のフランス映画「モンテ・クリスト伯」(マチュー・デラポルトほか監督、2024)は、これまた2時間58分の長尺映画。「国宝」と、ほぼおなじ尺である。しかも、休憩なし。
ひと足早く、試写で鑑賞した芸能記者の話。...
