「神谷代表に詰められ、声は震えていた」 参政党元女性秘書を自殺に追い込んだ“パワハラ的言動” 告発した元スタッフには「訴訟で口封じ」か

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神谷代表の“パワハラ的言動”

 そして、Bさんが参政党を退職した翌月の23年12月、衝撃的なニュースが飛び込んでくる。彼女が慕っていた、50代の元女性秘書Aさんが突如、自殺してしまったのだ。

 参政党関係者が明かす。

「Aさんは神谷代表に秘書として仕えた後、党務に従事していましたが、23年9月に退職。その3カ月後に自ら命を絶ちました。自殺のウラには、神谷代表の“パワハラ的言動”があったとささやかれています」

 再び、Bさんが言う。

「私は参政党内にAさんと同じ思いをされている方がいるならば、彼女と一緒の道はたどってほしくないという気持ちで、ある動画に出演したのです」

 それが、YouTubeチャンネル「巫女ねこちゃんねる」の動画だった。

「動画の中でも一部お話ししていたのですが、Aさんは党のタウンミーティングを統括していて、集客状況が悪いと神谷代表から“どうしてなんだ”などと詰められていました。全体会議で発言する際も声が震えていて、神谷代表にすっかり萎縮している様子でした」

訴訟は「口封じの意図」

 無論、参政党からすれば元秘書の自殺の背景を語るBさんは目障りな存在にほかならない。だからこそ、約1年しか党に在籍していなかった彼女を訴えたのだろう。

 参政党は訴訟の中で、「巫女ねこちゃんねる」の複数の動画内で公開された党の定例会議の会話録音などは、彼女が流出させたものだと一方的に断定。彼女に対して録音データ等の返却を要求するほか、秘密保持に関する誓約に違反したとして、債務不履行による300万円の損害賠償金の支払いも求めているのだが、

「私はそもそも、そんな録音は持っていませんし、誰かに渡してもいません。会議には何人も出席していたのに、なぜ私だけがデータ流出の犯人に仕立てあげられたのか疑問です。私に対して、口封じの意図があるのではないでしょうか」

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