奇策「朝ドラまたぎ」も失敗? フジ「サン!シャイン」の視聴率が一向に上がらない
8時スタートでよかったかも
「裏番組が強すぎるのです。8時14分開始の新番組がスタートすることを宣伝していた頃、NHKの朝ドラは歴代最低視聴率の平均13・1%を記録した『おむすび』でした。ところが、『サン!シャイン』と同日にスタートした『あんぱん』は週平均が16%台と好調です。さらに、5年連続で同時間帯トップをひた走る『モーニングショー』もある。他局の固定客が強すぎて視聴習慣を崩すまでには至らなかったということでしょう」
それでも“ある意味で失敗”とはどういうことだろう。
「実は『めざましテレビ』を8時14分まで延長したことで、その14分間の視聴率が『めざまし8』より上がっているんです。そのため、8時またぎが失敗したとは一概には言い切れません。もっとも、『めざましテレビ』の平均視聴率は、放送時間を延長したことで若干下がっているかもしれませんが……」
ならば根本の問題は、やはり「サン!シャイン」ということか。
「8時スタートでもよかったのかもしれませんね。最近は以前よりも谷原がよくしゃべるようになり、コメンテーターと議論するなど谷原色を強めてきました。さらに、この人が見たい!と思わせるコメンテーターの発掘や企画作りが求められていると思います」
「めざまし8」時代の谷原のコメントはネットで荒れることも少なくなかったが……。
ともあれ「サン!シャイン」だけでなく、音楽番組「うたコン」(NHK)、教養番組「偉人の年収 How much?」(Eテレ)、「バトンタッチ SDGsはじめてます」(BS朝日)、クイズ番組「BS10 パネルクイズ アタック25」(BS10)と、俳優より司会の仕事が目立つ谷原、6人の子供のためにも頑張ってもらいたい。





