「オール国内組」の森保ジャパンがホンコン・チャイナを圧倒も…“物足りなかった後半戦”が中国戦の課題

スポーツ

  • ブックマーク

物足りなかった後半戦

 前半は垣田、ジャーメイン、宮代の3人がペナルティーボックス内に侵入していたものの、後半はなかなかボックス内に侵入できないのだ。

 その結果、後半のチャンスらしいチャンスは38分に大関が右からのカットインで放ったシュートの1本だけ。それでも後半ロスタイム45+4分に中村が持ち味である意外性に富んだドリブル突破からゴールラッシュを締めくくったが、前半の戦いからすると物足りない後半戦であり、これはそのまま12日の中国戦での課題と言っていいだろう。

六川亨(ろくかわ・とおる)
1957年、東京都生まれ。法政大学卒。「サッカーダイジェスト」の記者・編集長としてW杯、EURO、南米選手権などを取材。その後「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。