「大学生ドラフト候補」150キロ超を連発する剛腕も…なぜか高校時代はエースじゃない投手が多い…スカウトが明かす、その理由は?
投球練習で既に160キロ超え
6月9日から16日まで行われた全日本大学野球選手権は、東北福祉大の7大会ぶり4度目の優勝で幕を閉じた。大学野球における1年で最大の大会であり、多くのドラフト候補が出場することから、NPBはもちろんMLBのスカウトも連日、神宮球場と東京ドームへ視察に訪れていた。今大会は、投手にドラフト候補が多く、しかも高校時代はエースではない投手が活躍した点が印象的だった。主な投手を並べてみると、以下のような顔ぶれになる。【西尾典文/野球ライター】
・工藤泰己(北海学園大4年・北海出身)
...