「闇落ち」するイケメンアナには「ある共通点」が… フジ・山本賢太アナはオンラインカジノで活動休止
6月11日、フジテレビの山本賢太アナ(27)が過去にオンラインカジノを利用していたことが判明した。ライターの冨士海ネコ氏は、スキャンダルを起こす男性アナたちには「ある共通点」が存在するという――
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【写真を見る】アナウンサーとは思えないムキムキボディを披露する山本アナ
「またフジテレビか」。自局のコンプライアンスが問われる大事件の渦中にあるフジテレビに、また一つスキャンダルが加わった。局の「顔」ともいえる男性アナウンサー、しかも期待される若手として活躍中だった山本賢太アナウンサーによるオンラインカジノの利用発覚である。ホームページには本人による謝罪コメントも出ているが、イメージ回復には長い時間がかかる見通しだ。爽やかな好青年キャラとして「ぽかぽか」などのバラエティー番組でも親しまれていた山本アナだが、その「モテそう」「人懐っこい」というイメージが一転、「調子に乗っていたのでは」と冷ややかな見方に変わるのは、かつての他の男性アナたちと重なる。
たとえば、2008年に不倫スキャンダルで批判を浴びたのは、同じくフジテレビの渡辺和洋アナ。週刊誌によるホテルでの密会報道のほか、相手女性に送ったとされるメッセージが「ゲスメール」とまで揶揄された。会社経費を使ったのではという疑惑も向けられたが、会社は否定。戒告にとどめて当時の北京五輪キャスターは続投させたものの、かえって激しい批判にさらされた。
また、日本テレビにいた上重聡アナウンサーも印象的だ。あの松坂大輔選手と戦った甲子園のスターとして知られ、入社後も次世代を担う看板アナという期待は高かった。しか2015年にスポンサー企業の社長から高級外車の無償提供や家賃の肩代わりといった利益供与が発覚。社会的にはグレーな接待の構図が明るみに出たことで、テレビ局内外で大きな問題となった。上重氏は後に日本テレビを退社し、現在はフリーアナウンサーとして活動しているが、地上波の第一線に戻るには至っていない。
報道や情報番組の現場に立つ男性アナにとって、信頼される人柄は仕事の前提だ。それを裏切る行動が報じられれば、立場を維持することは難しい。それにもかかわらず、一定の期間ごとにカネや女の不祥事を起こしてしまう男性アナがいるのはなぜなのだろうか。
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