グラスを片手に「いま、私が国会にいなくちゃダメでしょ!」 蓮舫氏の参院選出馬ほぼ確定か

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執行部は「レンちゃんなら公示前ギリギリの発表でも当選できる」と強気姿勢

 与党の意外な歓迎姿勢とは対照的に、身内のはずの立民内には懐疑的な声が。

 立民幹部が後を引き取る。

「今夏に改選を迎える比例代表選出議員たちの危機感は強い。前々回選挙でウチはおよそ670万票の比例票を得て8人が当選した。今回は党勢が低迷中で、議席を得るのは良くて7人でしょう。そこに蓮舫さんが入ってくれば、さらに割を食う議員が出る。拒否感は相当なものですよ」

 それでも蓮舫氏の擁立は既定路線だそうで、

「今月中に正式決定する意向ですが、いまも党内の異論は根強い。依然、執行部は“レンちゃんなら公示前ギリギリの発表でも当選できる”とあくまで強気。彼女自身も反対勢力に“いつまで文句を言うのやら”と吐き捨てています」

 政党支持率で立民を追い越した国民民主党は、不倫疑惑が尾を引く山尾志桜里元衆院議員の擁立を決めた途端に党勢が急降下した。

「一度は参院を放り出しておきながら“失敗したから戻りたい”とは虫が良すぎ。世論の反発で、ウチも国民民主の轍を踏みかねない」

 当の蓮舫氏に見解を尋ねたものの回答はナシ。

 恥を知らねば恥かかず、と言いますが――。

週刊新潮 2025年6月19日号掲載

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