不運続き…守備中にランナーと交錯して負傷の中日・高橋周平が「今度は高速道路で後続車に突っ込まれた」愛車「ベンツ・ゲレンデ」を“あの腕の状態で”運転?
プロ14年目のベテランを立て続けに不運が襲った。6月11日の楽天戦の守備中に突っ込んできたランナーと交錯し、左肘関節を脱臼してチームを離脱した中日の内野手・高橋周平(31)。あれから1週間も経たないうちに今度は「高速道路を走行中、後続車に突っ込まれた」というのだ。しかし、あの怪我の状態で運転できるものなのか。何より怪我はなかったのか。球団に取材を申し込んだが…。
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またしても守備中に「不運」の怪我
2011年に高卒ルーキーとして“ドラ1”で入団。19年から3年間はキャプテンとしてチームを引っ張る存在だったが、ここ3年は怪我に泣かされてばかりだった高橋周平。昨季は開幕1軍でスタートしたものの4月半ば、守備中に右足を負傷。1軍出場は60試合にとどまった。
今季はスタートこそ2軍だったが、4月11日には一軍昇格。以降サードのレギュラーとして定着し、勝負所で適時打を放つなど復活を遂げていた。
だが、またしても怪我に見舞われたのは6月11日のことだった。しかも不運な“事故”だった。楽天戦の3回、楽天・太田光が右中間を破る長打を放った時のこと。レフトから返ってきたボールをサードで捕球しようとした瞬間、伸ばした左腕をスライディングしてきた太田の体に持っていかれてしまったのだ。
「スタンドから見ていても、ぐにゃりと音が聞こえてきそうな激しい交錯でした。高橋はその場でしばらく倒れ込み、痛めた左肘を固定しながら退場。翌日には登録抹消となりました。15日にナゴヤ球場に姿を見せましたが、左腕を器具で吊るしている痛々しい姿。左肘関節を脱臼し、患部にはまだ腫れが残っているとのことで今季の復帰は絶望視されています」(担当記者)
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