本気で嫌がるが「いじめ」に見えない…成功する「リアクション芸人」が持つ超高度なテクニック
「運」が必要
「痛みを伴う笑い」に対する批判的な声が高まっている現在、リアクション芸というのは絶滅寸前の厳しい状況に置かれている。芸人が痛みや苦しみを味わったりする様子を見て笑うのは、倫理的に良くないことであるという風潮が強まっていて、それを専門にしてきた「リアクション芸人」と呼ばれる人の立場が危うくなっている。
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そんな中でも、リアクション芸の火を絶やさないように奮闘しているテレビ制作者や芸人も存在している。それを象徴しているのが、6月11日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「次世代リアクション王発掘トーナメント」という企画が行われたことだった。...