「嚥下障害リハビリ」第一人者の名医が教える予防法(東京科学大学教授 戸原玄さん)【LOTTE TIMES】
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厚生労働省などが6月4日から10日までの1週間を歯と口腔、その周辺の健康増進を目的とする「歯と口の健康週間」と定めている。
『口開けトレーニング』をお勧めします
歯と口腔の健康問題の1つに挙げられているのが嚥下障害だ。嚥下とは、食べ物や飲み物を咀嚼して飲み込みやすい状態にして、食道から胃に送り込む一連の動作を指す。嚥下機能が低下すると、誤嚥性肺炎を起こしやすくなる恐れがある。摂食嚥下リハビリの第一人者で名医として知られる東京科学大学の戸原玄(とはらはるか)教授が、誰にでもすぐに実践できる予防法を教えてくれた。
「私が発案した、喉の筋肉である舌骨上筋を鍛える『口開けトレーニング』をお勧めします。まず口を大きく開けて10秒キープした後、口を閉じる。5回1セットで、1日に2セット行います。これを毎日実行するだけで嚥下障害の予防になるし、リハビリにも繋がります」
1秒1回で60回噛んだ時に咀嚼能力が高い人ほど赤くなり、低い人だと色変わり度合いが弱くなる「咀嚼チェックガム」を活用して、オーラルフレイルをチェックすることもできる。また、
「東京科学大学では、オーラルフレイル検診を行っており受診が可能です。嚥下機能の低下などをチェックするので、選択肢の一つに加えてみて下さい」
■提供:株式会社ロッテ
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