「金髪」「元キャスター」イジリはいつまで続く ホラン千秋「Nスタ」卒業は正解だったのか?
金髪になったホラン千秋(36)にまだ慣れない人は多い。彼女は夕方の報道番組「Nスタ」(TBS)のキャスターを3月いっぱいで卒業すると、すぐに金髪ショートヘアに変身。それから2カ月が過ぎようとしているが、いまもツッコまれている。
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ホランが自身のInstagramで金髪に変えたことを公表したのは4月9日。もともと整った顔立ちであることに加えアイルランド人の父親を持つ彼女だから、もちろん似合っている。民放プロデューサーは言う。
「やはり2017年4月から8年にわたり『Nスタ』のキャスターを務めたため、そのイメージが強いのでしょう。キャスターを卒業して2カ月が過ぎましたが、バラエティ番組に出演すると、金髪になったことや元キャスターという肩書きがいまもネタにされています。ツッコミに反論するホランが面白いこともあって定着したようです」
5月13日放送の「バナナサンド」(TBS)に出演した際は、オープニングでバナナマンの設楽統から金髪ネタが振られた。
設楽:髪の毛、いま金髪にして……。
ホラン:はい、そうなんです。
設楽:もう「Nスタ」終わったから染めて……。
ホラン:自由にいろいろ楽しんでおります。
設楽:なんだろうね、なんか変だよね。
ホラン:なんで? いいじゃん! 可愛いじゃん! いーじゃないのよ! どうして変なのよ! 可愛いじゃん! 変なら直すんで、どこが変なのか、直すべきなのかってとこまで言ってくださいちゃんと!
滑舌も良く早口のホランの反論はけたたましいほど。だが、それを逆手に取ったのが、5月28日深夜に放送された「人間研究所~かわいいホモサピ大集合!!」(日本テレビ/中京テレビ制作)だった。
キャスター復活
4月にスタートした「人間研究所」は“動物目線で人間の生態を観察する”という従来の動物番組とは立場が逆転したバラエティで、MCのニホンザル(声:ロバートの秋山竜次)とブルドッグ(声:伊集院光)は人間を「ホモサピ」と呼び、野生の目線でゲストにツッコむ。これに登場したのがホランだった。冒頭から“♪サ~ピスタ~”と「Nスタ」に似たジングルが入る。
ホラン:「Nスタ」じゃなくて「サピスタ」なの?
ニホンザル:私たちもいろいろ知りたいわけですよ、ホモサピ界のことを。
ブルドッグ:聞きたいよ、ホモサピ界のニュースってヤツを。
ホラン:ちなみに、知って何か活かされるんですか? ご自身の世界に?
ニホンザル:そりゃそうだよ。俺たちもホモサピのことを知って分かち合いたいじゃないか。
ホラン:分かち合って何か理解が進むんですか?
ニホンザル:なんかあんた、攻撃的だね!
――理屈で責め立てるホランにニュースを読ませる。
ホラン:それでは最初の「サピスタ」、こちらです。
ニホンザル:お、トーンが変わった!
ブルドッグ:鳴き声が違う……。
感嘆の声を上げる動物たち。確かにニュース原稿を読む声のトーンは、さっきまでのホランとは違った。まさにキャスターだ。なぜ彼女は「Nスタ」を辞めたのだろう。前出の民放プロデューサーは言う。
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