中学生どころか小学生まで!? “金の卵”を巡るアマチュア野球の「スカウト合戦」過熱化で「保護者とトラブルになることも…」
5月は高校野球をはじめ、大学野球や社会人野球、独立リーグで多くの公式戦が行われ、プロ球団のスカウト陣が連日、ドラフト候補を視察すべく、全国の球場に足を運んだ。10月のドラフト会議当日まで、こうした動きは続くが、今年に関してスカウト陣からよく聞かれる話がある。それが高校生の有力候補にプロ入りを希望せず、進学や社会人入りを選択する選手が多いということだ。【西尾典文/野球ライター】
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選抜優勝の立役者となった横浜を牽引した強打の外野手・阿部葉太は大学へ進学、関西で注目のショートである赤埴幸輝(天理)は社会人入りと報道されている。...