5月31日と6月1日のプロ野球で「勝利を分けた」継投を徹底分析 「巨人」「ロッテ」にはミスが目についた一方で「阪神」は
野球においてはあらゆる選択の場面があり、その判断によって勝敗が分かれるケースも少なくない。よく取り上げられることが多いのが、投手交代についてだが、セ・パ交流戦直前の1週間となった5月27日から6月1日の試合では、改めて「勝ちパターン」の継投の難しさを感じさせる場面が多かった。【西尾典文/野球ライター】
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今シーズン、特に継投に苦しんでいる印象を受けるのがパ・リーグで最下位に沈んでいるロッテだ。長年クローザーを務めてきた益田直也が開幕から安定感を欠く投球が続き、5月2日のソフトバンク戦では2点差を守り切れず逆転サヨナラ負けを喫したのを最後に、二軍調整が続いている。...