「夏のボーナス335万円」 意外な大企業がトップに立った理由 「最近になって“神風”が吹いたことも大きい」
コンテナバブル
昭和の頃なら“給料袋が立つ”と言われたに違いない。5月16日、日経速報ニュースが報じた〈日経賃金動向調査〉において、夏のボーナスで146社中トップに立ったのが、海運大手の商船三井だ。船や貨物列車に積まれたコンテナに「MOL」と大きく書かれているのを見たことがあるのではないか。同社の略称である。
で、商船三井の夏のボーナスは335万円。何ともうらやましい額だが、同社の平均年収は1675万円。ライバルの日本郵船、川崎汽船も1300万円台といずれも結構な高給である。...