「コメ5キロ2000円台」に執念を燃やす小泉農相が“敗北”するリスク…異色の兼業農家が「備蓄米の放出効果は限定的」と警鐘を鳴らすワケ

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 第2回【小泉農水相と元テレ朝・玉川徹氏が「農家の大規模化」で意気投合も…コメ作りを知り抜く異色農家は「どんなに働いても生活苦な“小作人”が復活するだけ」】からの続き──。コメ5キロを2000円台で店頭に並べる、と小泉進次郎・農林水産大臣が意欲を見せている。5月26日には農水省の説明会が開かれ、大手小売業者約320社が参加した。(全3回の第3回)

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 担当記者は「小泉農相は備蓄米の落札を中止し、随意契約に切り替えました。小売の販売価格から逆算してコストを算出することが可能となり、5キロ2000円台のコメがスーパーに並ぶことになったのです」と言う。...

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