次の韓国大統領も「日本のせいで中国包囲網には加われない」と責任転嫁する――すでに張られた“伏線” 鈴置高史氏が読む

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 次期大統領の最有力候補、李在明(イ・ジェミョン)氏が「反米従中」の本性を現し始めた。もちろん米国は怒る。そこで「米国側に立てないのは歴史問題を反省しない日本のせいだ」と言い訳する作戦に出ると韓国観察者の鈴置高史氏は見る。

鈴置:李在明候補の外交に関する発言はカメレオンのように変化します。もともと韓国では極め付きの反米従中派と見なされていました。日本からの解放の立役者と見なされてきた米軍を「占領軍」と呼び、物議を醸したことがあります。...

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