愚策か、有効な奇襲作戦か…中日が「9回2死満塁」でセーフティバント 意外に成功例も多い「2死からのバント攻撃」
4月30日の中日対阪神で、4対4の9回2死満塁の一打サヨナラのチャンスに中日・山本泰寛が意表をつくセーフティバントを試みるも、投前に転がったため、失敗に終わった。スタンドはざわつき、“珍プレー”としてニュースになったが、これまでにも2死からのバントは意外に多く、中には試合を決める殊勲打になったものもある。【久保田龍雄/ライター】
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鈍足の捕手があっと驚く2死からのセーフティスクイズを成功させたのが、1986年9月8日の巨人対大洋だ。...