「肉まんみたいな手で肉まん食べてますね」 鋭いツッコミからたった10日で交際スタート! 38歳美人雀士が恋したお相手は
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、プロ雀士で「日本プロ麻雀協会」所属の田内(たのうち)翼さん(35)と、「最高位戦日本プロ麻雀協会」所属の小宮悠(はるか)さん(38)。3月15日に入籍した二人の間には、交際前も結婚後も、常に麻雀が大きく存在している。
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「どっちが手か分かんないですよね」
互いに選手としては知っており、2022年に対局したこともある。プロ雀士には女性が少ないため、翼さんは覚えていたが、悠さんのほうは記憶にない。
二人は大会の実況や解説も担当しており、昨年5月下旬から行われた西日本最大級の「WEST ONE CUP(ヴェストワンカップ)」で翼さんが解説、悠さんが実況を務めた。
決勝の最終半荘で初めて実況解説を共にしたが、先に控室で打ち解けた。雑談中、彼を「面白い人」と感じた悠さんは「551蓬莱」の豚まんを食べる彼を見て「肉まんみたいな手で肉まん食べてますね」とツッコんだ。「どっちが手か分かんないですよね」と翼さんも秀逸な返し。
距離を縮めた長電話
「今度、麻雀教えてください」と世間話的に悠さんが頼んでいたところ、大会終了後、日付も変わった頃にLINEで「今度勉強会をセットします」と翼さん。4人で集まり、1局終わるごとに各々の打ち筋を全員で検討する勉強会を開くことになった。以降、毎日のように連絡を取り始めた。
実は当時、打ち方について悩んでいた悠さんは「最近、麻雀分かんないんですよね」と彼にポツリ。すると翼さんが「じゃあ見てみましょうか」と、悠さんが戦った女流リーグ戦の映像を見ながら解説してくれた。文字でのやり取りが電話に移行し、気付けば5時間弱の長電話になっていた。
その結果、悠さんは「漠然と何が分からないのかというようなことは減って、状況や順位に応じた打ち方への理解が深まりました」。大いに勉強になったと彼に感謝したわけだ。
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