寿命は「生まれながらに与えられた生命の時間」と考える 横尾忠則の老化との向き合い方
老齢になると身体の中で沈黙している多種多様な病巣の扉がこじ開けられて、思いも寄らない病いが頭を持ち上げてくる。それが僕の場合、“日替り病気”になって表面化してくるのです。
20日ほど前の朝、起床と同時に突然、首が痛くて曲らない。寝違いではなさそう。ベッドから降りるのさえ苦痛、1ミリも動かせないほどの激痛。一体、寝ている間に何があったのかと思うほど首と肩の辺りが痛み、首を上下、左右に動かすこともできません。
昨日まで何もなかったのに突然今朝になって、この有様です。...