「戦後80年」平和の使者として期待される「愛子さま」 101歳で他界された「女性皇族」が“反戦への思い”のルーツに

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 天皇家の長女・愛子さまは「戦後70年」となる2015年、ご一家で都内の国立施設「昭和館」に足を運ばれた。同館は先の大戦中の国民生活を紹介する展示で知られ、愛子さまは再現された防空壕に入り、井戸の水くみも体験された。元宮内庁長官の羽毛田信吾館長(当時)は、戦禍への学びを深められていた愛子さまの訪問先として、節目の年に同館が選ばれた背景を「歴史を忘れてはならないとのご一家のお考え」と推察した。ガザやウクライナで紛争が続く中、今年は「戦後80年」。皇族として戦争のない世界への想いを新たにされている愛子さまは、令和皇室の平和の担い手、言わば“使者”としても、本年が飛躍の年になりそうだ。...

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