「枕営業をあっせんされた」「成人向けの動画に出演させられた子も」元アイドルが証言 八代亜紀さん「写真付きCD」を発売した男の過去
「銀座のラウンジに連れて行かれ、体を売るように仕向けられ……」
さらに思わぬ事態が彼女たちを襲う。
「レコーディング代、作詞作曲代、ヘアメイク代と100万円単位で経費の請求が来るのです。私たちはバイトをしながら懸命に返済していましたが、大半は早川の懐に入っていたはず。さすがに限界がきて辞めようとするのですが、契約書には“メンバー全員が解散を希望しなければ辞められない”とあり、早川はグループの中に必ず一人、自分の言いなりになる子を入れて反対させる。その場合、数百万円のお金を払わないと辞められない仕組みなのです。どうにもならなくなると、銀座のラウンジに連れて行かれ仲介人のオジさんを紹介される。そこで、体を売るように仕向けられるのです」(前出の元メンバー)
「愛人をやらされ、成人向けの動画に出演させられた子も」
早川氏は毎日のように「芸能界で体を売るなんて当たり前」とうそぶき、事務所の壁には芸能界に入った女性が“枕営業”をするストーリーの成人漫画の切り抜きがこれ見よがしに貼ってあったという。
「早川に手なずけられた子は、実際に缶詰会社の社長の愛人をやらされていました。その子は成人向けの動画にも出演させられていた。また、他の子は旅行会社の社長から社員扱いで給料を払うから愛人になれと言われていました。もう我慢がならず警察に駆け込んだのです」(前出の元メンバー)
結局、早川氏の言う「当たり前」の行為そのものは未遂に終わったため告訴は和解となったが、メンバーが起こした民事裁判で約300万円の賠償判決が早川氏に下された。だが、ご当人は金がないと言い張って、100万円ほどしか払っていない。
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