大荒れ「フジテレビ」で唯一の希望の星と言われる24歳「異色の男性アナ」とは? パワハラ騒動を乗り越えダンスでブレイク

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惜しくも準優勝

「そんな中、ベテラン然とした上垣アナが高校のダンス部とコラボという企画には驚きました。実際、ダンスを始めたばかりの頃は、見た目通り、全くと言っていいほど体が動いていませんでした。東京に戻ってからも暇を見つけては練習し、学生時代にダンス部だった先輩の堤礼実アナ(31)に教えを請うなどして徐々に踊れるようになっていきました」

 まだ24歳なのだ。番組ではそれぞれの練習風景も伝えられ、7番目に登場した花巻東&上垣アナは審査員の心を掴み500点満点で486点を獲得、暫定1位につけた。

「本番で上垣アナは決して上手いというレベルにまではなっていなかったものの、見事にチームの一員となっていました。しかし、最終9組目に出場した沖縄の小禄高校&四千頭身・後藤拓実チームが492点を叩き出し、結果は準優勝に。Xでは上垣アナの名前がトレンドワード入りするなど好評価でした。もっとも『上垣アナのダンスだけ編集されたように見える』といった声もありましたが」

 どのチームも涙、涙というエンディングだった。これで上垣アナのチームが優勝なんてことになっていたら、穿った見方をする視聴者からは“出来過ぎ”なんて声が上がったかもしれない。

「番組に他意はなかったとしても、あえてこの時期に局アナを起用したのはフジのイメージアップを担う出演と見られてしまいますからね。特に上垣アナであれば、その期待に十分応えられます。とはいえ、そこまでの批判にならなかったのは、上垣アナの好感度の高さゆえでしょう。入社2年目にしてキャラだけでなく実力も認められ、フジのアイコン的な存在になっています」

 フジテレビからは“天皇”とさえ呼ばれた日枝久・相談役(87)が去ったが、大株主からは“日枝体制の残滓の一掃”が求められている。もちろん上垣アナは残滓には当たらない。いっそのこと本当に局長になっちゃえば?

デイリー新潮編集部

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