激減したCAの仕事、副業を始めるも「胸が大きすぎて」ウェディングドレスが入らず「じゃあ、グラビアやるか」
風吹ケイ、インタビュー第4回
2020年10月から、憧れだったキャビンアテンダント(CA)として働き出した風吹ケイ(26)。だが、入社してすぐにコロナ禍が直撃し、生活のために副業を始めた。最初はバイト感覚でウェディングモデルを引き受けたが、思いがけずグラビアの道へと進むことに。初めての撮影では、何も分からないまま現場に向かった。(全6回の第4回)
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【写真】副業で「砂ブラ」をしたCA時代の風吹ケイ。貴重な「卒アル」ショットも
――仕事が激減して、副業を始めたんですか。
そうですね。みんなやっていました、バイトを。
――みんな、どんなことをしていたんですか。
普通にコンビニで働いている子もいましたし、知り合いのお店を手伝ってお小遣いをもらったり、飲食店でバイトしたり、本当にいろんなことをしていました。そうしないと生きていけなかったので……。
――風吹さんも副業として、ウェディングモデルを始めたんですね。
そうですね。バイトをしなきゃと思って……。でも、コンビニとかはシフトを出さなければいけなくて、長時間働く必要があるし、それは嫌だったので、日当でもらえる仕事を探しました。それでたまたま見つけたのが、ウェディングドレスのモデルの仕事だったんです。
――それはいつ頃からですか。
コロナが本格的に広がった2021年くらいですね。
――月にどれくらい働いていましたか。
実は、ウェディングドレスのモデルは1回しかやっていないんです。
――1回だけですか。
はい。ウェディングドレスの撮影をしている会社が、映像の事務所も運営していて、そこの方に「君、ランウェイはやらないの?」って言われたんです。でも、私は「ランウェイはいいです」と断りました。すると、「好きな人とかいないの?」と聞かれて、「小池栄子さんが好きです」って答えたら、「じゃあグラビアとかは?」みたいな話になっていきました。
――ウェディングドレスを撮影していた会社の人からグラビアを勧められたということでしょうか。
勧められたというか、「やってみたら?」くらいの感じでしたね。もしやるなら知り合いを紹介するよ、という流れで。紹介してもらいました。そもそも、ウェディングドレスが、私には入らなかったんですよ(笑)。
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