福岡時代の知人が明かす「今田美桜」の“素顔” 「飛び抜けて目立つところもなく、クラスの中心にいるタイプでは…」

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 この春始まった朝ドラ「あんぱん」は、誰もが知るヒーロー「アンパンマン」誕生までの物語だ。主演を担う今田美桜(28)の地元・福岡を訪ねると、彼女と「パン」に意外な接点があることが明らかに。

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「おむすび」の汚名返上なるか

 3月31日に放送された「あんぱん」初回は、おおむね好評をもって迎えられた。

「オープニングは現代風の服装で今田美桜さんが疾走する、スタイリッシュな映像でした。いい意味で裏切られ、新しい“朝ドラヒロイン”の登場を強烈に印象付けましたね」(芸能記者)

 同作は「アンパンマン」生みの親であるやなせたかし氏夫妻をモデルにしている。今田が務めるのは、北村匠海(27)演じる漫画家の夫をぐいぐい引っ張っていく、男勝りな主人公役だ。

 二人の他に松嶋菜々子や加瀬亮、竹野内豊などそうそうたるキャストが顔を並べる本作で、彼女にはこんな“プレッシャー”も。

「橋本環奈(26)がヒロインだった前作の『おむすび』は、惨憺(さんたん)たる評価のまま最終回を迎えました。平均視聴率も歴代最低です」(同)

 その汚名を返上する任を負う今田は、一体いかようにして大役を射止めたのか。

「クラスの中心にいるタイプでは……」

 彼女にインタビューしたことがある、芸能ライターの斉藤貴志氏が語る。

「演技よりもまず、そのビジュアルが高く評価されてきた印象です。地元で芸能活動をした後、2017年に“福岡で一番かわいい女の子”という触れ込みで全国デビューしました」

 19歳で上京した今田は、ドラマに出るとコピー通りのかわいさですぐ注目の的に。人気ドラマ「花咲舞が黙ってない」(24年)などで主演を務め、着実に実績を重ねた。

 ブレイク直後の彼女を取材した斉藤氏は、その性格も今回は味方するとみる。

「受け答えがすごく真面目な印象でしたね。悪く言えば面白味に欠けますが、前作『おむすび』は“ギャル”を話の主軸に据えて失敗しました。朴訥(ぼくとつ)な性格は朝ドラに合うのでは」(同)

 実際、福岡時代からその人柄は変わらないようだ。

 同級生の父親が振り返る。

「中学校では陸上部に所属する、元気な子でしたね。とはいえ飛び抜けて目立つところもなく、クラスの中心にいるタイプではなかった」

 また、遊びに行く場所も福岡の“定番”だったとか。

「天神近くの大名(だいみょう)という地区は、古着屋やカフェが集まる、若者に人気の街です。今田さんも服屋などをのぞきに、友達と訪れていました。芸能活動をしていることを鼻にかけもせず、良い子だなと」(大名のカフェ店主)

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