まさかの「恋人にしたいランキング」トップ10圏外…「橋本環奈」朝ドラ“歴代ワースト”からの復活を期す注目の新ドラマとは
当たりがきつい?
まずは昨年10月、「週刊文春」が、橋本が日常的に「使えねぇ」「ふざけるんじゃねぇ!」と罵倒するなどのパワハラ行為をして、少なくとも8人のマネージャーが辞めていたと報じた。さらに今年2月19日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」は、橋本の現場担当だった女性マネージャーが、朝ドラ撮影中に精神的な不調を理由に事務所を退社したと報道。橋本が彼女にきつく当たりがちだったという証言も掲載された。
「一連の報道によると、橋本の横暴な振る舞いで現場スタッフの士気が上がっていないそうです。にもかかわらず、NHKは橋本が紅白の司会を務めるということで、紅白前日の昨年12月30日、橋本に密着したドキュメンタリー『プロフェッショナル 仕事の流儀』を放送しました。現場で気取らない豪快な笑いを見せ、一般的には出演者が口にすることのない撮影用の料理もモリモリ食べるなど、座長として現場を盛り上げる姿を強調。久しぶりに撮影現場に戻った橋本を、スタッフたちがおそろいのパーカーを着て温かい拍手で迎える様子などが放送された。しかし、すでにその“疑惑”が報じられていたこともあり、かなり寒々しく感じられました」(放送担当記者)
報道の影響もあってか、朝ドラの視聴率はすっかり伸び悩んでしまったが、好感度までもダウンしてしまったのである。
「昨年の『CM起用社数』は14社で4位です。パワハラ報道後、アルバイト求人情報『タイミー』が橋本さんのCMを差し替えていましたが、男性人気もダウンとあっては、さらなる影響も考えられます」(前出・代理店関係者)
もともと橋本は、地元の福岡でご当地アイドルグループ・Rev. from DVL(17年に解散)のメンバーとして活動していた。13年11月のイベントの際、彼女が踊っている写真が「奇跡の一枚」として、インターネット掲示板「2ちゃんねる」や「Twitter(現・X)」などで急速に拡散したことにより《かわいすぎるローカルアイドル》や《1000年に1人の逸材》として注目を集めた。
14年に東京に活躍の場を移すと、映像作品やCMのオファーが殺到し、売れっ子俳優の仲間入り。そして、ついに朝ドラヒロインの座をゲットしたのだが……。
「3月31日に発表されたビデオリサーチの調査で、『おむすび』の平均世帯視聴率の速報値は関東地区で13.1%(個人は7.4%)となり、09年後期の『ウェルかめ』の13.5%を下回り、朝ドラの歴代最低視聴率となりました。後番組の『あんぱん』は15.4%でスタートしています」(テレビ局関係者)
新ドラマの勝算は?
果たして、イメージダウンの橋本主演で、新ドラマはどこまで数字(視聴率)をのばすことができると思われているのだろうか。
「オファーしたのは、『文春』のパワハラ報道が出るだいぶ前で、報道が出た時点ではすでに、主演が決まってしまっていました」(テレビ朝日関係者)
各局で主演を務めている橋本だが、主演ドラマの全話平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)をみると、『王様に捧ぐ薬指』(23年、TBS)が全10話で7.0%、『トクメイ!警視庁特別会計係』(23年、カンテレ・フジテレビ系)は全11話で5.1%となっている。
「かつて薬師丸ひろ子主演で大ヒットした不朽の名作をリメイクした主演映画『セーラー服と機関銃―卒業―』(16年)は、興行収入が1億円ほど。いずれも主演の『カラダ探し』(22年)は11.8億円で当たりましたが、ホラー映画『禁じられた遊び』(23年)は4億円ほど。Netflixで配信された主演映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(23年)は話題にもならず……」(前出・同)
初の医療ドラマ、それも天才ドクター役がどう出るか――。
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