会見3日前の中居正広氏をキャッチ! 変装姿で向かった「意外な場所」とは? フジのドンから権力を奪った「第二の日枝」の素顔も紹介

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権力欲の強い人間

 金光氏は78年に早稲田大学第一文学部を卒業後、西武百貨店に入社。83年にフジに中途入社し、人気料理番組「料理の鉄人」の企画に携わった経歴を持つ。2009年に経営企画局長に就任し、経営企画畑を歩んだ。19年6月から現在のフジHDの社長職にあり、21年6月から22年6月まではフジの社長も兼任している。

 前出の元重役が言う。

「金光氏は権力欲の強い人間でね。今から7年前、日枝氏を乗せた送迎車が大雪のために首都高のトンネル内で渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなったことがありました。その時、金光氏は車両部を通じて日枝氏の窮状を知ると、日枝氏のもとに駆け付けてトンネル内から救出したのです。この一件は当時、社内でもうわさになりました。“そこまでやるかね”と皆であきれたものですが、翌年、彼は中途採用ながらフジHD社長に抜てきされました」(同)

 権力欲の塊と見られた日枝氏。その日枝氏に取り入ってフジHD社長の椅子を手に入れ、ついにはフジ全体を牛耳るに至った金光氏は「第二の日枝久」なのか。4月3日発売の「週刊新潮」では、自身の息のかかった人物を役員に配するなど、日枝氏と同様の手法で支配を強める金光氏の姿を詳報する。

週刊新潮 2025年4月10日号掲載

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