「雅子さまと婚約」スクープを耳にされた瞬間のご表情は…ご学友だけが知る65歳「天皇陛下」秘話

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新時代の天皇像

 こうしてお付き合いを続けられて40年超。5月、殿下は日本の象徴となられた。

 どのようなご心境でいらっしゃるのだろうか。

「この1月、殿下にお会いしたのですが……」

 と竹内さん。

「冗談で“新元号、ご存知じゃないんですか”と聞いたら、“本当に知らないんです”と笑いながら否定されていました。“宮中儀礼は国民が知らないものばかりですからYouTubeなどで流したらどうですか”なんて失礼なことを申し上げたら、“そ、それは……”とビックリされていました」

 先の乃万氏も正月、御所を訪問した。その際、こんな意見提言をしたという。

「即位後もご自身の研究を続けていただきたい。限られた『水』の活用は、日本にとどまらず、今世紀の世界共通のテーマです。この点で日本がプレゼンスを発揮することが出来れば、新しい時代の天皇像を示すことになりうるのではないでしょうか、と。殿下はまっすぐに目を見つめ、大きく頷いてくださいましたよ」

「殿下」が「陛下」に変わられても、「令(うるわ)」しく「和(なご)」やかな「ご学友」との交流は続いていくことであろう。

 ***

 この記事の後、即位され、令和の御世で7年目を迎えられた天皇陛下。コロナ禍も明けて、本格的に「令和流」の天皇の道を歩まれているように見える。2月23日に65歳を迎えられた天皇陛下。令和の皇室は果たしてどのような姿となるのだろうか。

【前編】では、新歓コンパで池に落とされ、また、ゼミでは教授に厳しく指導されるなど、陛下の小学校から大学時代までの証言を追った。

デイリー新潮編集部

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