秋田生まれロンドン育ちの18歳「仙北谷ハンナ」 負い目だったスタイルが“仕事に繋がるなんて…”芸能一家の新たな才能
オーディションは「私だけハーフで…」
――実際にオーディションを受けてどうでしたか。水着での撮影もありました。
水着の撮影は最初からすごく緊張しました。でもカメラマンさんが「かわいい!」とたくさん褒めてくれるので、嬉しくて自然な笑顔で撮影できました。書類審査も通ってベスト16に選ばれたんですけど、私だけハーフで髪も染めていて、他の子はみんな清楚な黒髪だったんです。だから心配になってマネージャーさんに聞いたら「良い意味で目立ってていいよ」と言われて。でも、私自身は全然自信がなかったです。
なので、合格だと聞いた時は「えっマジ?? しかも準グランプリ??」ってめっちゃ驚きました。実際他の子はSNSのフォロワーがいっぱいいる中、何で私が選ばれたのかなって不思議な気持ちでした。
――制コレ受賞者として昨年ヤングジャンプの表紙にもなりました。
雑誌の表紙になって「うわっ」と実感がわいてきました。友達も何人かインスタフォローをしてくれてるので「見たよ!」とか「すごいね!」とか言ってくれました。表紙になったことで元々1,000人くらいだったインスタのフォロワーは1.7万人。Xは制コレになってから初めたんですけど、2万人以上フォロワーがいます。
アイドルとしても活動中
――現在はグラビア以外にアイドルグループ「Charm Poche」(チャームポッシュ)としても活動してます。
ダンスはめっちゃ好きなんですけど、歌うのが嫌で。カラオケとかも元々歌わないんです。でも何でも挑戦したい気持ちがあったし、ネットだけで「応援しているよ」と言われるよりも、ファンの方に直接言われた方が自分もやる気が出ます。
――「Charm Poche」はどういうグループなんですか。
コンセプトは、「最高に愛ちいアイドル」です。曲も女の子の恋を応援する曲だったり、初恋をした女の子をイメージした曲だったり、かわいいグループで、衣装もかわいいです。
メンバーも大人っぽい子がいなくて、いつもワチャワチャしていてすごく仲がいいんです。私はグループで最年少なんですけど、年齢のことを忘れるぐらいみんな子供っぽいんです(笑)。
――仙北谷さんは音楽も好きなんですよね。
お父さんが音楽の仕事をしているので、家にはそうした機材も多くて。自分で「GarageBand」(Appleの音楽制作ソフト)を使って曲を作っていた頃もありました。最近は忙しくてやれてないんですけど。もともと修蔵くんに憧れていたので、DJイベントをすることが目標の一つです。
――音楽ならどんなジャンルが好きですか。
Yo-Seaとか3Houseとかkeshi。ゆったりとしてビートが入っていて、おしゃれなカフェでかかりそうなのが好きです。PinkPantheressとか海外のアーティストを聞くことが多いですね。
私、ラジオもいつかやってみたいんですよ。お父さんは日本でも海外でもラジオをやっているんです。私は日本語も英語も話せるし、音楽の話をするラジオをしたいです。
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