「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言」 秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」とは

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辛辣なコメントの数々

 ところが、こうしたご発言がネットのニュースサイトで報じられると、

〈被害者のよう。何故そうなるのか、何故そう言われるのかを考えるべき〉

〈数十億の豪邸、佳子さまの豪華別邸、悠仁さまの進学など数々の疑義を持たれているわけなので、いじめというのは違うと思います〉

〈この方は実情を把握されているにも拘らず、その溝をどう理解し合うべきかとはお考えにはならないのですね〉

 などといった、辛辣なコメントが寄せられてしまったのである。

「悪手だった」

 武蔵大学の千田有紀教授(家族社会学)が言う。

「秋篠宮家に批判的な書き込みをしている人がどの程度いるのかは不明ではありますが、今回のご発言は、“いじめの主体は国民である”と秋篠宮さまが仰ったと世間では受け止められることでしょう。これまでご一家に生じたトラブルについて国民は、秋篠宮さまが十分に向き合われているとは捉えておらず、“自分たちに寄り添って下さっていない”と感じていると思われます。そこが批判の要因になっているにもかかわらず、そのような声を『いじめ』と表現なさったのだから、悪手だったと言わざるを得ません」

 後編【「皇族は生身の人間」 秋篠宮さまの衝撃のお言葉は“魂の訴え” 異例のフレーズを持ち出された理由とは】では、「皇族は生身の人間」というフレーズについて、その背景を専門家が分析している。

週刊新潮 2024年12月12日号掲載

特集「59歳 お誕生日会見 秋篠宮さまが吐露された『国民』『政府』へのご不満」より

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