大敗「公明党」が直面する“危機”の正体…学会員の高齢化だけではない「庶民の党」を揺るがす深刻な課題とは
「私なりに頑張ったつもり」
総選挙で落選した公明党代表の石井啓一氏(66)の辞任が決まった。仮に当選していても8議席減という大敗の責任は問われたはずで、ここにきて党の「トップ人材の払底」という深刻な危機に再び直面している。支持母体である「創価学会員の高齢化」と同時に進行してきたこの課題は、公明党の弱体化を早めつつある。【広野真嗣/ノンフィクション作家】
「石井さんに逃げるような姿を晒されてしまうと、彼を押し上げようと汗をかいた現場もなんか悪かったのかってことになるじゃない。...
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