「少々残酷だとは思ったが」一般メディアがプロレスを相手にしなくなった原点「力道山vs.木村政彦」戦で食い違った両者の言い分

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 日本プロレスの第一人者・力道山と、その宿敵の元柔道家・木村政彦。昭和29年12月22日、東京の蔵前国技館で行われた伝説の試合は、開始後15分足らずで力道山が勝利してしまう。しかも、試合後に両者が語った“事情”はことごとく食い違っていた。「八百長」議論にも発展したこの試合は、NHKや一般紙がプロレス報道と距離を置くきっかけになったともいわれている。日本中が注目したこの試合の後、両者を待ち受けていた運命とは。

(「新潮45」2006年6月号特集「昭和史 13のライバル『怪』事件簿 力道山×木村政彦『因縁の対決』で破られた密約」をもとに再構成しました。...

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