元中日の強打者からアントニオ猪木に渡され、北朝鮮へ…「力道山のゴルフクラブ」秘話

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 日本統治下の朝鮮・咸鏡南道洪原郡(現在の北朝鮮に含まれる)に生まれ、日本で力士となった力道山。1950年の引退後はプロレスに転向し、日本プロレスを設立するなど「日本プロレス界の父」として絶大な人気を誇った。だが1963年12月、東京・赤坂のナイトクラブで暴力団員と喧嘩になり、腹を刺されて入院。1週間後に腹膜炎で死去した。

 力道山の若すぎた死から約30年後、遺品のゴルフクラブが海を渡った。生前の力道山は自身の出自を隠しており、公に報じられたのは1963年1月のこと。...

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