「GReeeeN」改名の知られざる舞台裏 「リーダーと事務所社長を務める兄の折り合いが悪くなった」

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

 ヒット曲「キセキ」が日本で最も多くダウンロード販売されたシングルとして、ギネス記録に認定された男性ボーカルグループ「GReeeeN(グリーン)」が突然、改名を発表した。女優ののん(30)が能年玲奈から改名した時のように、背景にはややこしい事情がありそうだ。コトの真相やいかに。

 ***

 福島県郡山市にある奥羽大学歯学部の学生たちで結成されたGReeeeNは、2007年にメジャーデビューした4人編成の男性ボーカルグループだ。

「その後、メンバー全員が歯科医師となり、顔と本名を明かさぬまま活動を続けてきました。20年には、NHK紅白歌合戦に特別企画枠で出場を果たしています」(スポーツ紙記者)

 そんな彼らがグループ名を「GRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)」に変更し、独立すると発表したのは3月19日のことだった。

「08年放送のドラマ『ROOKIES』(TBS系)で主題歌に採用された『キセキ』など多くのヒット曲を発表してきた人気グループの突然の改名に、音楽業界がザワつきました。かつての能年さんと同じで、事務所ともめてしまったのではないかと」(同)

「リーダー・HIDEと実兄で事務所社長のJINの折り合いが…」

 振り返れば16年、能年は独立に際して所属事務所とトラブルになり、芸名をのんに変更した。双方に言い分はあろうが、事務所から本名の“能年玲奈”が使えなくなるほど圧力をかけられた、と主張するのん側に世間は同情を示した。

 では、今回のGReeeeNの件はどういうことなのか。さる音楽業界関係者は声を潜めてこう語る。

「リーダーを務めるHIDEさんと、その実兄で事務所社長のJINさんの折り合いが悪くなってしまったのです。JINさんはメジャーデビューの前からプロデューサーとしてグループを引っ張ってきましたが、実質的に作曲を手掛けているのはHIDEさん。長い間、HIDEさんと他のメンバーたちは年長者のJINさんを表向き立ててきましたが、ある時から疎ましく感じ始め、独立を希望するようになったそうです」

次ページ:弁護士を挟んでの交渉に

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。