慶応SFCのタレント学者・若新雄純氏の知られざる過去「大学院時代に16歳JKと半同棲生活」「浮気に悩んだ少女は自殺未遂していた」

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浮気と「タカリ癖」に悩んでいた

 以後、A子さんは彼の部屋で寝泊まりするようになり、半同棲生活が始まった。

「母親はA子さんの外泊を認めてはいましたが、放置していた形。家出少女を自宅に泊めていた若新氏は一時、A子さんに合鍵まで預けていた」(同)

 新たな居場所を見つけたA子さんは、交際当初は浮かれていた。だが、次第に心を病んでいった。原因の一つは、若新氏の浮気である。

「彼と部屋にいる間、突然入ってきた女性と鉢合わせになったこともあったそうです。知らない女の衣服や化粧品が見つかったりして、その度、修羅場になった」(前出・知人女性)

 また、A子さんが若新氏の「タカリ癖」に悩んでいたという証言も複数から得られた。若新氏は高校生のA子さんに“お金ちょうだい”と言って、度々金銭を要求していた。

 交際が始まってから4か月ほど経過した頃、事件は起きた。09年2月、A子さんは若新氏の自宅に1人でいる時、精神科で処方された薬を過剰服用、いわゆるオーバードーズで自殺を図ったのだ。第一発見者は深夜帰宅した若新氏だった。幸い命に別条はなかったが、その後も交際関係が続いた。結局、1年ほどで関係が破綻したが、その後もずるずるとA子さんが大学を卒業するまで男女関係は続いていた。

福井県鯖江市で「JK課」をプロデュース

 元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士によれば、

「18歳未満との男女の関係は『淫行』として青少年保護育成条例に違反する場合があります。結婚を前提とした『真剣交際』等は除外されますが、『単に性的欲望を満足させるため』だと条例違反というのが最高裁判例の基準です」

 この問題を語る上で、忘れてはならないのは若新氏がA子さんと別れた後の14年、福井県鯖江市で「JK課」をプロデュースしたことである。

 そのネーミングと、地方創生にあたって女子高生に街づくりを託すという斬新なアイデアで、彼は一躍メディアの脚光を浴びた。事業や、若新氏と女子高生たちとの交流は10年経った今も続き、若新氏のSNSには、女子高生と「お泊まり会」やカラオケの会を催し、親しく触れ合う写真が数多くアップされている。

 2時間の取材に応じた若新氏は、自分からA子さんを誘い、2~3回目のデートで関係を結び、それから約1年間交際していたこと、オーバードーズ騒動があったことについては認めた。だが、浮気については否定。自宅に寝泊まりさせていたことは認めつつも、「合鍵までは渡していない」と一部否定した。

 金を無心していたことについては、

「お金を僕がですか? それは交際のなかで、例えば夕食をご馳走して、今日僕、いっぱいご馳走したんだから、デザートくらい奢ってよみたいなやり取りはあったとは思いますよ」

 などと、実際に受け取ったことまではないと否定した。

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