「ある議員が“森喜朗氏が指示”と証言」 自民党裏金問題、特捜部の最後の狙いは森元総理か

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 自民党裏金問題で衆議院議員の池田佳隆容疑者(57)が4千万円超の裏金のキックバックを受けていた事件に関連して、池田議員と安倍派の元会長である森喜朗元総理大臣(86)、参院安倍派会長の世耕弘成前参院幹事長(61)ら12人が政治資金規正法の不記載罪などの疑いで1月9日に東京地検に刑事告発された。森元総理が聴取を受ける可能性は――。

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 政治資金規正法のような形式犯でバッジの身柄を取ることはなかろう。そう高をくくっていた永田町の住民は新年早々、特捜部が繰り出した予想外の一手に度肝を抜かれたに違いない。

約4800万円が不記載

 自民党の清和政策研究会(安倍派)所属の池田議員が1月7日、柿沼和宏政策秘書(45)と共に特捜部に政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑で逮捕されたのである。

「池田議員は資金管理団体『池田黎明会』の代表、柿沼秘書はその会計責任者を務めています。二人は共謀して、直近5年分の政治資金収支報告書に、派閥から還流を受けた政治資金パーティー収入のノルマ超過分合計4826万円を寄付収入として記載しなかった疑いがあります」

 とは社会部デスク。

「池田議員は任意の聴取で還流分については記載義務のない“政策活動費”と言い張り、捜査に非協力的だった。加えて、問題発覚後に収支報告書を勝手に訂正していたことも当局の心証悪化を招いていた。極め付きは特捜部が先月、池田議員の関係先を捜索する前に、関係先にあった記録媒体が破壊されていたこと。以上を踏まえて、特捜部は池田議員らに証拠隠滅等の恐れがあるとみて、逮捕に踏み切ったのです」

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