年末年始に特番が続々放送で「第3次ものまねブーム」到来 関係者は「バラエティ番組にものまね枠ができる日も近い」

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続々とものまねタレントが登場

「22年頃に火が付いたと思います。まず、同年1月30日放送の『ワイドナショー』(フジ)を欠席した松本人志さんの代役として出演したJP(40)が、東野幸治さん役の原口さんと共にオープニングでものまねコントを展開。これが話題となり、点数を競うものまねではなく、エンターテインメントとしてのものまねが注目されるようになりました。9月には『千鳥の鬼レンチャン』(フジ)でほいけんた(58)が音程を外さないカラオケチャレンジで10曲成功を達成したことが話題となり、23年初めには志村けんさんのものまねでブレークしたレッツゴーよしまさ(34)が登場。さらに、誇張しないタモリのものまねでジョニー志村(51)がブレイクしました」

 次々とものまねスターが誕生している。

「レベルが高く、面白いものまねタレントが出てきました。たとえば、レッツゴーよしまさ、ジョニー志村、ほいけんた、そこに和田アキ子さんのものまねでブレイクしたMr.シャチホコ(30)を加えて順番をつけるとしたら、かなり難しいでしょう。4人とも歌も上手く、他のものまねもできることから、番組の企画によって一番人気が変わってきます。他にも、長澤まさみや宇多田ヒカルのものまねで知られるミラクルひかる(43)、土屋アンナや黒柳徹子をレパートリーに持つみかん(39)、阿部寛や森泉のものまねでバラエティ番組に引っ張りだこのお笑いコンビ・ラパルフェの都留拓也(29)、前田敦子のものまねでブレイクしたあと次々とネタを増やしているキンタロー。(42)なども人気です」

 ものまね番組は増えていくのだろうか。

「それもあるでしょうが、再現ドラマなどの集団ものまねコラボ、ものまねチームによる歌謡祭、『鬼レンチャン』のようなものまねを活かした歌チャレンジといった企画で、新しいものまねタレントの出演が増えていくと思います。何しろあの『金スマ』がものまねに手を出したほどですからね。それだけものまねタレント、ものまね企画が人気で、数字の取れるコンテンツだということです。不定期で『金スマ』のものまね番組を始めるのでは、という声まで出ているほどです。バラエティ番組にものまねタレント枠ができる日も近いと思います」

デイリー新潮編集部

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